プロフィール

          「市民が幸せに日々食べていかれる世の中をつくる」
              これを政治の目標にして働きます。

   昭和23年松江市秋鹿町の半農半漁の家に長男として出生
   島根県立松江北高等学校、日本獣医畜産大学卒
  会社員、国務大臣秘書を経て松江市会議員2期のあと
  「宍道湖・中海淡水化阻止」をかかげて県議選出馬(連続6期当選)
  県議会総務委員長・議会運営委員長、議長などをつとめて、
  現在、
     中山間地域・離島(隠岐)調査特別委員会委員長
     社会福祉法人 あいかの里理事長、宍道湖ます網(定置網)組合組合長
     松江市バスケットボール協会会長、NPO里山バイオマスネットワーク理事長
     薪ストーブ同好会会長、
 

                                      山陰中央新報「明窓」より
29歳の青年に、出身地の同級生が訴えた。「お前、水のない生活が分かるか。水道がないので嫁は来ない。嫁はもらったところで、生まれた赤ん坊に雨の後の濁った井戸水でミルクを溶かして飲ませねばならぬ親の気持ちが分かるか」。青年は東京で代議士秘書をしていた。地方の問題は地方に帰り、そこで生活しながら取り組むことが若い自分の努めだ、と考えていた青年は、地元に水道を建設することが使命と思うようになった。そして、市議会議員に立つことを決意。無事、初当選を飾った。それから、8年。5月、ついに地元、松江市秋鹿地区の大垣町に簡易水道が完成、町内百数十世帯挙げての「歴史的」な祝賀会が開かれた。この夏から車で水道のある市内までふろの水をくみに行かなくてもよくなったし、洗濯も嫁の里へ行ってしなくてもよくなった。青年は、37歳になった市議福田正明さん。
「自分の使命として取り組んだ仕事が完成したというのは、選挙の苦労を忘れる喜びがあるものです。初心に帰り頑張ります」と、受話器から流れる福田さんの声が弾んでいた。