会長あいさつ

「おいでませ 山口へ」 おもてなしとふれあいを大切にする山口県の観光のキャッチフレーズです。

山口県は本州最西端の県で、北は日本海、西は響灘、南は瀬戸内海と三方が海に囲まれているため、水産業も活発で、日本海及び瀬戸内海に良港を擁し、かつて下関市は遠洋漁業の基地として栄え、漁獲高日本一(昭和48年)となり、全国に名を馳せたのも過去の栄光となってしまいました。また、瀬戸内海沿岸に臨海工業地帯が築かれ、石油・化学・鉄鋼などの重化学工業を中心に近代工業地帯が形成されています。また、山口県は古くから大陸との玄関口或は本州と九州の結節地点に位置していることから、しばしば歴史の表舞台に登場する数々の出来事が起こりました。平安時代末に下関を舞台とした源平最期の戦い「壇ノ浦の合戦」は、貴族社会から武家社会へのターニングポイントとなり、室町〜戦国時代には大内氏の庇護のもと、フランシスコ・ザビエルや雪舟が山口に滞在しました。幕末は、吉田松陰、高杉晋作らが明治維新への道を切り拓きました。いまでも山口県内のいたるところに偉人ゆかりの史跡が残り、訪れる人を歴史のロマンに誘っています。大内氏や毛利氏、明治維新の志士たちが刻んだ歴史や文化など、勇名を馳せた人物を数多く輩出してきた県としても知られています。

都市は、瀬戸内海沿に中規模の都市が串団子状に連たんする等分散型都市形成をなし、県内には新幹線の駅が五駅もあり、各都市の商業地の最高地価も拮抗しています。近年、都市規模と土地価格の相関もより複雑で、不動産市場の不透明化が増してきております。

そこで、当会員は不動産鑑定士としての専門性、地域精通性、評価理論と技術との融合性に加え、倫理と情熱をもって皆様のお役にたてるよう努力していく所存でございますので、よろしくお願いいたします。