ワンちゃんのアレルギーについて
アレルギーと一概にいうと簡単なのですが、
それがどういうことなのかというのを理解していない飼い主様は多い気がします。
難しいですねとか治療してもよくならないとか
先生が出してくれてるから意味も分からず薬を飲んで痒みを止めて
血液検査してまた増えたり減らしたりして飲んでの繰り返しなどに嫌気がさして
セカンドオピニオンとして来院されてお話しすることが多い気がします。
何かしらのものに免疫が反応して過剰に赤みや痒みがでてしまうと説明すると分かりやすいと思います。
実は飼い主様も普段生活している環境の中でもよく耳にしたり目にみたりしているんです。
その時期になれば苦しんでいる方もおられると思います。
日常生活している上で鼻や目の粘膜などで反応するハウスダストとかヒノキやスギ花粉とかで花粉症や
外食などでいえば”卵や小麦など使っておりません”など、これらすべてアレルギーに関することでもあります。
これらは人間だけなんでしょ?と思われる方もおられるんですが、ワンちゃんネコちゃんでももちろんあります。
症状の出ている場所が少し違うだけなのです。
当院では症状に応じてアレルギー検査(外注)をすることを推奨しています。
検査希望の場合、月曜から木曜日までの午前中にご来院ください。
検査前における注意事項(内服薬や季節的なもの)や検査料金等お伝えすることがありますので
お気軽にご連絡ご相談いただければと思います。
【検査結果により期待ができること】
食物アレルギーの場合、原因食物の除去による改善期待
吸入性アレルギーの場合、頓服薬や常薬の変更や選択、環境変更による症状改善期待
薬では少し症状がおさまり、アレルギー検査では陰性の場合、
数か所皮膚生検をすると検査結果が皮膚型リンパ腫や肥満細胞腫などで戻ってくることがあります。
検査の結果が薬の効果期間に左右されることから
症状の緩和が薬でみてみるのが先か
アレルギー検査が先か皮膚生検が先か同時に行うのか相談しならがら決めています。
0827−84−4077
竹田動物病院
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