診察を希望の飼い主さんへの注意書きは、手術を希望される場合の来院時注意点の下に掲載させていただいています。
【手術を希望される場合の来院時注意点】
前もって予約が必要です。
来院時は洗たくネット(100均やスーパーにあります。)やキャリーに入れてご来院いただくか
首輪とリードを付けてご来院くださるようお願いいたします。
手術日当日午前中お仕事でどうしても連れてこれない場合は、手術予定日前日夕方からの預かりも可能です。
犬・猫についての食事の注意点
食事は来院前日の夜22時までにすませ、来院当日の朝9時〜11時半までの間にご来院ください。
※飲水の制限はありません。
ウサギ・ハムスター・デグー・ラットなどの小型げっ歯類についての食事の注意点
来院当日、絶食の必要はありません。
モルモット・チンチラ・ハリネズミ・フェレットについての食事の注意点
来院当日の朝6時からの絶食をお願いします。
また、手術の予約・料金や支払いに関してのご質問・その他などありましたら
お気軽にお問い合わせ下さい。
TEL:0827−84−4077
また予約電話の際伝えていただきたい情報
・動物種類(ワンちゃん・ネコちゃん・他動物)
・手術の種類(女の子の避妊・男の子の去勢・腫瘍・しこり など)
・年齢
・おおよその体重
・手術希望日
【手術について】
当院では飼い主の皆様に、病態と手術方法を十分に理解していただきお受けし
安全に手術が行えるよう気を付けながら麻酔をかけて手術を行っております。
切開は外科用メス、電気メス、レーザーメス、ソノサージ、などを場合に応じて常時切り替えて使用しています。
動物病院ながら当院に導入したソノサージは日本のオリンパス製『超音波手術システム
SonoSurg(ソノサージ)』という超音波メスです。
人の医療ではラパロ(腹腔鏡下手術)で使われる最新の医療設備の一つになります。
超音波メスや電気メス、レーザーメスなど動物病院ではさまざまな切開道具が手術に用いられますが、
それぞれ共通の目的は金属のメスと違い切開と同時に止血を行うことができるのが特徴です。
金属のメスで組織を切断すれば組織から出血しますが、超音波メスやその他の設備を使用することにより、
ほぼ無出血で組織の切断が完了します。
ソノサージは血管のシーリングと切断が同時にできる超音波メスになります。
結果、エキゾチックアニマル手術や犬や猫の避妊去勢はもちろん臓器、腫瘍の摘出など
切開切断のある手術では糸を体内部に残さないでほぼ無出血とすることで
格段に手術の安全性の確保と術創も小さくすることができスピードがあがりました。
食べるようになるまでの期間も短くなり入院期間も日帰りや短縮にも繋がり
高額機器ですが導入してよかったと思っています。
当院ではすべての手術で使用しています。(外ネコの去勢・避妊においても)
街の獣医さんではないのですが手術ができますか?という質問が多いので以下に書きます。
以前、出版会社の記事に協力した時の内容
Q)竹田動物病院では外科手術をしていますか?
しています。
Q)どんな手術が多いですか?
地域性なのか圧倒的にネコちゃんの避妊・去勢手術が多いです。完全室内ネコ以外にも外ネコ・半外ネコが多いです。
あとはケンカなどの外傷性疾患ですね。イノシシに突かれたなども来ます。様々な手術をしています。
Q)先生はどんな気持ちで手術をしていますか?
すべての開業獣医師は同じ思いだと思いますが
外科手術で完治する疾患や病気予防的意味において行うことにより一人でも多く助けたい、心配事を減らしたいという思いで
スタッフ一同、日々取り組んでおります。
Q)病気の高齢の動物にも麻酔をかけることはありますか?
あります。高齢の外科手術は危険だという飼い主様の思いを少しでも緩和できるよう、事前の説明に時間をかけるようにしています。
安全に手術が行えるよう気を付けながら麻酔をかけて手術を行っております。
当院では人の病院同様、麻酔のリスクはないというのは嘘になりますので無いとは言いません。
同意が得られない場合は病気の進行具合を知るために内科症例同様に大学病院も希望があれば紹介しています。
Q)手術の費用についてどのように決めていますか?
飼い主様の経済的な負担を極力抑えて外科手術を行うよう心掛けいます。
実際に診て見積もり金額以上にかかると想定される場合は事前に連絡をしています。
2014年度 1年間の手術実績(記載は3件以上に絞り多い順)
避妊・去勢手術
ネコの喧嘩による皮下膿瘍 ・爪折れ・外傷性 ドレナージなど
体表腫瘍
乳腺腫瘍
口腔内腫瘍・歯科疾患
眼・眼周囲・肛門周囲 手術
狼爪切除
鼡径ヘルニア整復
精巣腫瘍摘出
腹壁ヘルニア整復
胃・消化管手術(内視鏡異物摘出鉗子の種類が増え、手術が減りました。)
エキゾチックアニマル手術(ウサギ、ハムスター、チンチラ、ハリネズミ、フェレットなど試験開腹含。歯切除などは含まず)
その他、犬・猫試験開腹(腹膜炎、腹水、腫瘍、組織検査目的など)
膝蓋骨脱臼(左右の同犬の場合、1回とカウント)
子宮蓄膿症・水腫・腫瘍
膀胱切開・腫瘍
耳血腫・外耳道切開
尿路変更(猫・犬)
会陰ヘルニア
膣腫瘤切除
骨折
胸水除去・ドレナージ
胆のう切除
脾臓腫瘍
大腿骨頭切除
帝王切開
断脚
フィラリア摘出
前十字靭帯断裂
腎臓腫瘍
肝臓腫瘍
【通常診察を希望される場合の来院時注意点】
予約は必要ありません。順番制になります。
来院時は洗たくネット(100均やスーパーにあります。)やキャリーに入れてご来院いただくか
首輪とリードを付けてご来院くださるようお願いいたします。
犬・猫についての注意点
当院では安心してワンちゃんネコちゃんに診察を受けてもらうため、基本的に飼い主様に診察台に乗せてもらい台から降りないようにしていただき診察させていただいています。
スタッフに診察中に保定などは基本させていません。
必要に応じ、口輪や拘束具を希望により使用させていただく場合もありますが、興奮している子に対する治療はとても難しいことをご理解ください。
その場合、改めて受診していただくか麻酔をかけないと検査できないという場合もあります。
尚、当院における院内での飼育動物の咬傷事故においてですが獣医師、スタッフに対する事故については飼い主さんに非を求めることは当院では追及はしない方針ですが、飼い主さん自身や他の飼い主さんや飼育動物に対するご自分が連れて来られた動物が起こした院内の待合や検査診察治療中の事故や院外で逃走や事故などの場合、いかなる場合も飼い主様の責任とさせていただきます。
しっかり来院中は当然ですが来院前後に安全管理や言い聞かせをお願いいたします。
凶暴な場合は前もって院内に入る前に伝えていただくか拘束具の準備やレンタルをお申し付けいただければと思います。
場合によってはお断りする場合もありますことをご了承をお願いいたします。
ウサギ・ハムスター・デグー・ラット・リス・ジリス・
モルモット・チンチラ・ハリネズミ・フェレット・フクロモモンガについての注意点
なるべく飼育者本人様が一緒にご来院いただければと思います。
少しでも慣れていただいている動物のほうが診察しやすいです。
体長の2倍から3倍以上の使い古した汚れても良いタオルまたはバスタオルを一緒にお持ちください。
診察に関してのご質問・その他などありましたら
お気軽にお問い合わせ下さい。
TEL:0827−84−4077
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