ミュータント強化訓練

グッキー「ねぇ、アトラン。新しくミュータント部隊に入った連中のことだけど、体力面に少し問題があるんじゃない?」
アトラン「そういえば、そうだな。ロボットに乗らないとほとんど自力であるけないコレッロに、走るのは苦手なイルミナ…」
グッキー「ウィトは暇さえあれば居眠りしてるし、他の連中だって…」「で、さぁ、ボク、考えたんだけど、連中を集めて、体力強化訓練をしようよ」「ほら、ちゃんと企画書作ってきたよ。参加させたいメンバーも選んでおいたからね」
アトラン「おお、いいアイデァだ。では、教官はUSOから鬼教官を都合しよう」
グッキー「決まりだね。じゃぁ、公会議サイクルに突入する前にね」

アトラン「ああ、そうだ。せっかくだから、私の古い知り合いを一人、追加で参加させたいのだが、いいかね」
グッキー「うん、で、どんな奴」
アトラン「そうだな、食い意地がはってて、運動嫌いのチビでデブで、ダイエットの必要がある奴なんだ」
グッキー「ふ〜ん、そいつがしごかれてヒーヒー言うところを見たいな。ウヒヒヒ、OK、リストに加えといて」
グッキーは、機嫌よくテレポートで立ち去る。

「さてと…」
一人残ったアトランは、グッキーの作った企画書の参加メンバーの一覧表を取り出して、空欄の部分に名前を書き込む。
『グッキー』と。

2006.10.17