海水浴 145巻

「グッキー、恒星エンジニアたちと海水浴に行くって?」
「うん、ちょっと気晴らしにさ」
「で、防護服を着て泳ぐのかい」
「んにゃ、裸に決まってるだろ」
「でも、外の気温は339度だぜ、鉛の融点越えてるよ。いったいどんな海だよ」
「…、えーと。ね、レル。どんな海?」
「カナヅチでも絶対に溺れない海さ。…鉛の」

2007.8.7