エラい昔の助言を…

君子「おい、磯次郎。昔の孔子とか孟子とかいう偉い人が、私に助言してるぞ」
磯次郎「え、まさか」
君子「見ろ。君子(きみこ)危うきに近寄らず、って。つまり磯次郎の実家には近づくなってことだろう」
磯次郎「きみちゃ〜ん、そんなこといわずに、ね、明日も君子を連れて帰って来るようにってお母あたまが…」
君子「そうやって無理強いすると、君子(きみこ)豹変す、ってここに書いてある。それでもいいのか」
   ◇
志摩子「それで、君子さんは東京に居残って今日こなかったの?」
波男「あれっ、確か君子さんは文章書くお仕事してるんだったねぇ」
志摩子「はぁ〜、そういえば磯次郎は、国語だけは全く駄目な子だったねえ。特に漢字が」

 終わり 2007.1.31