日本史サスペンス劇場・淀殿編

*黒ユリ騒ぎ。

ねね「ほほう、見事な黒ユリが、こんなにたくさん…」
淀殿「ユリもたった一本だけなら寂しかろうからな。オッホホホ」
ねね「花びらを全部黒く塗るのは、さぞ手間がかかったでしょう」

*なぜ、淀殿だけがご懐妊?

ねね「わらわだって、殿の目の届かない自分の城をもらえれば、そこにオトコを連れ込んで…」
「ねね殿には、それはちとご無理かと」
ねね「ほほう、どこかじゃ」
「ご年齢的に…」

*秀頼の父親は?

「ちわー、九州出張中の太閤秀吉殿から、お届け物です」
大野治長「おお、殿から、何だろう」
「ご懐妊のお祝いの品だそうです」
大野治長「はて、なにかの間違いでは?」
「いえ、淀殿ご懐妊のお祝いなんですけど、あて先が大野修理殿になってまして…」

*九州にて。

伊達政宗「淀殿ご懐妊、おめでとうございまする。それにしても太閤殿の行動の素早さ、この政宗、感服仕りました」
家康「ほぼ毎日、陣頭指揮をされてますから、やはり、新幹線か飛行機で、大阪まで日帰り往復でござるか」
秀吉「飛行機、新幹線…。それが実現するのは、何百年先かのう」

2008.8.7