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NPO法人 おくすり研究会 設立趣意書
わが国は、高齢社会から超高齢社会への道を諸外国よりも早いスピードで進んでおり、年金、医療費、介護費の高騰は国の財政を圧迫し続け、緊急かつ重大問題となっています。
厚生労働省では、この伸び続ける医療費、介護費を抑制しようと種々の医療制度の改革が検討され、実施されています。
従来、医薬品の販売は販売規制により守られてきましたが、医療費削減の目的のもと
販売方法の規制緩和が実施されます。
平成21年度より施行される一般用医薬品販売に関わる改正薬事法では、「セルフメディケーション」の考え方に基づき、病気にならないように個人の責任において健康を管理することを推進しています。
国民は、一般用医薬品自己責任のもと、医者にかかる前に薬局などで体調の適した薬を直接購入してもらい、健康を維持しようというものです。
国民、一般の人々においては、正しい薬の知識、正しい薬の買い方、正しい使い方、薬の安全性などを理解することがより一層重要になってまいりました。
本会は、地域住民を対象として、薬に関する知識の啓発、普及を図ることにより、地域住民の健康・安心・安全に貢献します。
また、平成21年度より施行される一般用医薬品販売に関わる改正薬事法では薬剤師とは別に新たに医薬品販売の専門家となる「登録販売者」の資格制度がスタートします。
本会は、登録販売者資格取得を目指す方を対象に、効率的かつ効果的な学習と受験対策を支援します。地域の人材育成に貢献します。
私たちは、このような社会的ニーズ、即ち適切な「セルフメディケーション」の普及に応えるために、それに賛同する人々のもとその活動を広く市民に支えられながら継続的に運営していくため、これを特定非営利活動法人として設立するものです。
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