「こんにちは。 加藤裕(かとう・ゆたか)と申します。 私は2011年7月31日にプロテスタント教会で洗礼を受けたクリスチャンです。 このサイトでは,キリスト教関連のエッセイや,お薦め図書の紹介をしています。 このサイトの情報が皆さんのお役に立てば幸いです。 また私は,10年以上にわたる精神的な疾患(主な症状はうつ病)の治療のために服用してきた薬の副作用により,2013年から2014年にかけて『遅発性ジストニア』と呼ばれる難治性疾患を発症し,今もその後遺症が少し残っています。 私が発症した症状は,右手首が反り返るものと,口が開く『開口ジストニア(jaw opening dystonia)』と呼ばれるものの2つです。 『開口ジストニア』に関しては,京都医療センターでMAB(エム・エー・ビー)療法を2回,次にボツリヌス療法を2回受けました(口と顎のジストニア参照)。 2つの症状による筋肉の痛みが何年も続きましたが,良い治療のおかげで,現在は一種類の薬を飲むだけで済んでいます。 残っている症状は,右手首が無意識に僅かに反り返ることがあるのと,顎の付け根の筋肉に疲労感があることです。 顎の筋肉は,熱が出たりすると痛みますが,大きく口をあけない限り,日常生活にはあまり支障はありません。 私は良い治療を受けられたので,かなり症状が改善しましたが,もし同じ病気で悩んでおられる方がいらっしゃいましたら,せめて日常生活を何とか送れる程度には癒やされますよう,心よりお祈り致します。 それでは,ごゆっくりどうぞ。」
タイトルの「Palm Branch」(棕櫚の枝葉)について。 この名称は,元来西洋絵画に使われている「アトリビュート(attribute)」に由来しています。 「アトリビュート」とは西洋美術史の専門用語で,「その属性を規定するもの」という意味です。 棕櫚(しゅろ)については次のとおりです。
元来は戦勝の象徴として凱旋行進の際に持ち歩いていたもの。 初期キリスト教会は,これを死に対するキリスト教の勝利の象徴として取り入れた。 …中略…。 棕櫚の枝が最も頻繁に美術作品に登場するのは,キリスト教殉教者の持物としてである。
(ジェイムズ・ホール著,高階秀爾監修『西洋美術解読事典』河出書房新社,1988年,166頁)
上の引用の「持物(じもつ)」とは,アトリビュートの訳語です。 つまり,当サイトのタイトルには,キリスト教主題のアトリビュートから転用して「死からの勝利」という意味を持たせてみました。
聖書の引用には,主に『聖書 新改訳2017』を使用しています。 また,必要に応じて『聖書 新改訳』(第3版),『聖書 新共同訳』,『聖書 聖書協会共同訳』も使用しています。 それぞれの著作権表示は次のとおりです。
『聖書 新改訳2017』:
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会
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© 共同訳聖書実行委員会
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© 日本聖書協会
Japan Bible Society, Tokyo 1987,1988
『聖書 聖書協会共同訳』:
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Japan Bible Society, Tokyo 2018
当サイトのHTMLとスタイル・シートを記述するために,以下の文献を参考にさせていただきました。 各著者の方々に心より感謝申し上げます。
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