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多文化共生理解、多文化共生センターマネジメント講座 |
「多文化共生理解、多文化共生センターマネジメント講座」を開催します。この講座は、福山市立大学の先生方、福山市(人権推進課、松永生涯学習センター職員)とNPOが共同で実施するものです。来年度の「多文化共生センター」開設に向けて、「多文化共生理解」を深めるものです。参加申し込み受付中です。
*チラシはこちら(PDFファイル)
多文化共生理解 多文化共生センターマネジメント講座 〜「多文化共生」についての理解を深め、「多文化共生センター」の役割を学ぼう〜
月日 |
講師 |
内容 |
第1回 11月17日 (土) |
第1講座 |
福山市立大学 教育学部 児童教育学科 准教授 劉郷英さん |
日本語教育と母国語教育の現状と課題 |
第2講座 |
可児市多文化共生センター 事務局長 各務 真弓さん |
多文化共生センターの役割と活用 |
第2回 11月24日 (土) |
第3講座 |
福山市立大学 教育学部 児童教育学科 教授 田渕五十生さん |
福山市の定住外国人の現状と課題 |
第4講座 |
多言語センターFACIL 理事長 吉富志津代さん |
NPOの多言語/多文化ビジネス |
第3回 12月1日 (土) |
第5講座 |
福山市立大学 都市経営学部 都市経営学科 教授 前山総一郎さん |
まちづくりと共生の現在の問題と地域まちづくりセンター |
第6講座 |
参加者の皆さんが主役です |
講座の振り返りと、私たちの役割 参加者による意見交換/ワークショップ |
前半の講座 13:00〜14:45 後半の講座 15:00〜17:00
【会場】 第1回(11月17日)・第3回(12月1日) 福山市立大学小講義室E(当日は、西側の管理棟の防災センターからお入りください。) 福山市港町2丁目19-1 TEL:084-999-1111 第2回目(11月24日) 福山市人権交流センター第1会議室(3階) ※場所が変更になりました 福山市佐波町262-3
TEL:084-951-5700
【対象】 多文化共生に関心のある市民 および学生の方々
【受講料】 無料
【主催】 福山市多文化共生の場づくり推進委員会
【申し込み/
連絡先】 福山市役所人権推進課 TEL:084-928-1006 メール:jinken-suishin◆city.fukuyama.hiro (◆→@) NPO法人e&g
研究所 TEL:090-2002-8644 メール:e-and-g◆mx41.tiki.ne.jp (◆→@)
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9/30(水)ベトナムまつり |
9月30日(日)、駅家コミュニティセンターにてベトナムまつりを開催しました。29日(土)には、ベトナム大使級総領事の講演も行われました。詳しくは、チラシを見てください。
*チラシはクリックすると拡大します。
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Matsunaga Carpe Diem(まつながカープヂェー) |
だれもが暮らしやすい、多文化共生のまちづくり
第3回フレンドリーピック
Matsunaga Carpe Diem(まつながカープヂェー)
- にちじ:2月4日(土)・5日(日)
- ところ:西部市民センター
福山市松永町3丁目1-29
TEL:084-934-5443
- 主催:第3回フレンドリーピックまつながカープヂェー実行委員会
- 共催:エフエムふくやま・多文化共生のまちづくり推進委員会
- お問合せ・連絡先:福山市松永生涯学習センター
TEL:084-934-5443
- HP:福山市HP「まつながカープヂェー」
内容 |
日時 |
出演者・場所 |
オープニング |
4(土)10:00〜 |
福山達磨太鼓 有磨鼓遊会
@正面入口前市民プラザ |
サロンステージ |
4(土)10:45〜13:30
5(日)10:00〜15:00 |
@1Fサロン |
違いを楽しみ 力に変える
〜多文化共生“新”時代〜 |
4(土)14:00〜 |
J.A.T.Dにしゃんたさん
(タレント・羽衣国際大准教授)
@2Fホール |
展示 |
4(土)・5(日)
10:00〜16:00 |
@1Fエントランス・2Fホワイエ・4F学習室 |
まちづくり響演舞台 |
5(日)10:15〜、13:00〜 |
@2Fホール |
楽しい催物 |
4(土)10:30〜13:30
5(日)10:00〜14:30 |
@4F・5F |
おいしいもん広場 |
4(土)10:30〜
5(日)10:00〜 |
@正面入口前市民プラザ |
*チラシはこちら
○その1(JPGファイル)
○その2(JPGファイル)
○その3(ポルトガル語、ベトナム語、英語)
○その4(中国語、ハングル)
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ふくやま多文化フォーラム |
ふくやまの多文化ネットワークづくりが始まります
ふくやま多文化共生フォーラム
- にちじ:3月4日(日)13:30〜16:30
- ところ:西部市民センター2階ホール
福山市松永町3丁目1-29
TEL:084-934-5443
- 内容:
<第1部 記念講演>「多文化共生とは何か?」
吉富志津代さん(NPO法人エフエムわいわい専務理事)
<アトラクション>
<第2部 パネル ディスカッション>
- 主催:多文化共生のまちづくり推進委員会(事務局:NPO法人e&g研究所・福山市人権推進課)
- 共催:第3回フレンドリーピックまつながカープヂェー実行委員会
- お問合せ:084-928-1006(人権推進課)
福山市に暮らす「外国人市民」は,50カ国,6500人です。国際結婚や留学が珍しくなく,企業の海外進出とも相まって「実習生」が増え,地域に隣人として暮らす「外国人市民」の存在は当たり前となりつつあります。そこで,この現状をしっかりと学び,これからの「まちづくり」をどのように進めればいいのか,一緒に考えてみませんか。「多様性を重視」し,「少数者の視点」を持つことで生まれる「素敵な地域社会」を創り出したいですね。
*吉富志津代(よしとみしづよ)プロフィール
大阪大学グローバルコラボレーションセンタ―特任准教授,京都大学大学院人間・環境学研究科修了。博士(人間・環境学),修士(国際学)。著書に『多文化共生社会と外国人コミュニティの力 ―ゲットー化しない自助組織は存在するか?―』(単著,現代人文社,2008年),など。その他の役職は,NPO法人多言語センターFACIL理長,NPO法人エフエムわいわい専務理事など
*チラシはこちら(JPGファイル)
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「ベトナムまつり」が開催されました |
2011年10月30日(日)、駅家コミュニティセンターで「ベトナムまつり」が開催されました。参加者が延べ600人以上と大変もりあがりました。
*ちらしはこちら(PDF)
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地球のステージ2報告 |
「地球のステージ2」、再び多くの方が感動!
一昨年12月「福山市人権交流センター」で「地球のステージ1」が上演され、多くの方々が感動し、「次のステージを!」と、大きな期待が寄せられていました。そこで、この度は「びんご多文化まちづくりチーム」が主催者となり、2月5、6日の両日計画されている「第2回フレンドリーピック Matsunaga Carpe Diem」のプレイベントとして実施しました。このCarpe Diemは、「だれもが暮らしやすい 多文化共生のまちづくり」をテーマとしたもので、「びんご多文化まちづくりチーム(トヨタ財団助成)」が2カ年事業として実施している事業内容とピッタリと合うものです。会場である西部市民センターのある松永地域は、福山市の中でも外国籍市民が多く暮らし、「多文化共生のまちづくり」が意識的に追求されているところです。
今回の「地球のステージ2」には150名の参加がありましたが、今回も多くの方々が感動し、会場には感動の雰囲気で溢れていました。かなりの参加者から「次もぜひ!」とか「学校でもしたい」との声が挙りました。
また、会場では、ユニセフをはじめ、ベトナム、カンボジア、ケニアなどの国際理解や多文化共生事業を紹介するパネル展示を同時に開催し、参加者にとって印象深いイベントとなりました。
なお、このホームページの「リンク」先の「蒼生舎」(http://blog.livedoor.jp/sakatakouei/)には、ブログで「地球のステージ2」が紹介されていますので、合わせてご覧ください。
※ 地球のステージ:1996年1月から始まった「紛争、災害、貧困の地の子どもたちに音楽と映像で近づこう」といったコンサート形式のステージです。
※ Carpe Diem(カープ・チェー):ラテン語で「今日一日を有意義に使いましょう、楽しみましょう」という意味で、この日を出発点に新たな交流・友情が始まることを願っています。
*「地球のステージ2」のチラシはこちら(JPGファイル)
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第1回台湾春節まつり報告 |
「第1回台湾春節まつり」
台湾出身者は少数だがエネルギッシュ、主体性と幅広い交友関係を生かして盛会
1月23日、本庄コミュニティセンターで「第1回台湾春節まつり」を行いました。福山市内およびその周辺には台湾出身者が少なく、どの程度の参加者になるのか分かりませんでしたが、200名を超える参加者で大変盛り上がりました。
内容は、台湾紹介、台湾でヒットした映画の上映、新年を祝う子どもの踊り、中国武術、コーラス等で、午前11時から午後3時まで充実したものでした。準備した9種類の食事はあっという間になくなり、嬉しい悲鳴を上げると同時に、参加者にご迷惑をおかけする結果となりました。
昨年10月の「ベトナムまつり」に刺激を受け、台湾出身者から自主的に声のあがった企画でしたが、中国本土の出身者も含めさまざまな国籍の方々の参加があり、国籍を超えた交流が進みました。
「ベトナムまつり」と「台湾春節まつり」を通して、イベントを企画、実施するにあたり外国籍市民が主体性を発揮することのできるように条件整備をすることの大切さ、日頃の交流の大切さ、また行政等との連携の大切さを再確認しました。
(写真説明:盛り上がった春節まつり、日台ダブルの子どもたちの踊り、中国武術、夜来香の踊り、コーラス)
*チラシはこちら(JPGファイル)
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第1回ベトナムまつり報告 |
「ベトナムを知る、楽しむ」ことを目的に、2010年10月31日(日)「駅家コミュニティセンター」で、「第1回ベトナムまつり」(主催:びんご多文化まちづくりシーム)を行いました。新聞等による報道効果もあってか、事前の問い合わせが数多くあり、予想の倍の200人を超える参加者数となりました。
当日は、「在大阪ベトナム社会主義共和国総領事館」からグエン ヴィエット アイン領事、また福山市からは人権推進課長に来賓としてご参加いただき、第1回目から広がりのある祭りとなりました。
内容は、地域のボランティアサークル、北部市民大学の方々による演奏、ベトナム人留学生の歌と踊り、また、福山市在住のベトナム人有志による獅子舞、さらに「ベトナムじゃんけん大会」(日本のじゃんけんに針と井戸を追加した5種類)と、多彩な内容でした。
また、地域の多くの方々のご協力でベトナム料理や日本料理を準備することができ、なごやかな雰囲気での昼食となり、国籍を超えた交流が進みました。
この大変なごやかで、フレンドリーで、また熱気溢れる雰囲気にアイン領事はすっかり気分をよくされ、「第2回もぜひやりましょう!」とのご提案をいただきました。当初から第2回、第3回と継続・発展させたいと思っていましたので、心強い声援を得た思いです。
今回の「ベトナムまつり」に関する事前記事(毎日新聞)、および事後記事(山陽新聞)を添付していますので、ご参照ください。なお、今回の取り組みがベトナムの国営放送で紹介されるとのことで、楽しみにしています。
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2010年10月28日付
毎日新聞 |
2010年11月1日付
山陽新聞 |
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来賓挨拶のグエン ヴィエット アイン領事 |
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ベトナム人留学生の踊り |
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ボランティアサークルとユンさん夫妻の演奏 |
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ベトナム人有志による獅子舞 |
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たのしいコンピューター・クラス |
多文化共生(たぶんかきょうせい)のための、たのしいコンピューター・クラスを開催(かいさい)します。
※くわしくは下(した)の画像(がぞう)をクリック(PDFファイルです)
※深津クラスのようす
今年度3カ所目の「多文化のための たのしいコンピューター教室」をスタートさせました。これまで福山市の中央部、西部と実施してきましたので、1月から3月までは東部方面にある深津コミュニティーセンターを会場に実施しています。参加者の多くは中国国籍ですが、常連となったフィリピン国籍の方も参加し、技術を確実にしています。コンピューターをマスターすることで世界が広がることを期待しています。
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暮らしに役立つ日本語教室 |
- 2010年3月から5月まで
- 毎週火曜日(18:30〜20:00)と毎週日曜日(15:30〜17:00)
- 場所:福山市西部市民センター
広島県福山市の西部地区には、ブラジルやペルーなどラテンアメリカ出身者が多く暮らしています。
2008年秋からのリーマンショックで、たくさんの移住労働者が失業し、日本語が充分に理解できない為に、再就職が困難な状況に置かれ、政府の帰国費用支援事業の期限が切れるまでには、十年以上日本に滞在した移住労働者が帰国を余儀なくされるという事態も起きました。
このような状況の中から、びんご多文化まちづくりチームは、ラテンアメリカ出身者を対象として、募集を行い、ポルトガル語やスペイン語を理解するスタッフが教室運営を担当しました。
集中講座形式で週2回としたのですが、ちょうど、移住労働者が再就職を開始でき始めた時期と重なり、最初からの参加者が就職して途中から来れなくなってしまったりと、少し、さびしい教室となってしまいました。
良かった点は、子育て中のお母さんが子ども連れでも勉強できるようなアットホームな教室だったことです。また、日本の義務教育を途中で止めざるを得なかった青少年たちが参加し、今後、彼らが日本で生活していくための支援が必要なことをさらに痛感しました。
参加者が少なくても、いつでも参加できる教室が継続してあり続けるということは、大切なことだと思っています。
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「アミーゴ!地球市民」で「第1回フレンドリーピック」を盛り上げる! |
2月21日、西部市民センターで行われた「西部ブロック生涯学習ウイーク 第1回フレンドリーピック Matsunaga Carpe Diem」で、「アミーゴ!地球市民」を放送し、会場を盛り上げました。
ブラジル紹介ビデオ上映や多様なブラジル音楽を流すとともに、ケニア紹介を含めたトークを楽しみました。 |
2009ふくやま人権・平和フェスタ |
2009年12月12日、福山市人権交流センターにおいて、「2009ふくやま人権・平和フェスタ」が開催されました。ステージ、飲食店などが、多文化をテーマにたくさん展開されました。
*詳しくは右の画像をご覧ください
(クリックすると拡大します)
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子どもフェスティバル2009活動報告 |
11月3日(火・休)10:00〜16:00、まなびの館ローズコムにて、「ふくやま子どもフェスティバル2009」が開催されました。「びんご多文化まちづくりチーム」も協力団体に加わり、当日はたいへん盛況でした。
ベトナムの紙芝居 |
地球市民放送風景 |
放送風景その2 |
ユニセフすごろく |
前日の寒波襲来で心配しましたが、11月3日当日は風もおさまり、気温も上がり、絶好のフェスティバル日和となりました。この度のフェスティバルでは、「びんご多文化まちづくりチーム」が「ユニセフ協会広島県支部」といっしょに「多文化」を担当しましたが、「大盛況のイベントで、びっくりです。子どもたちも楽しそうでしたね」との山本広島県支部事務局長の感想のとおり、大盛況でした。
私たちは、「ローズコム」4階の「国際サロン」で、展示、ユニセフすごろく、ベトナムの紙芝居を終日行い、また、野外ステージでは「多言語放送・地球市民」を2回に分けて放送しました。「地球市民」のDJ4人全員集まり、ベトナム、ブラジル、中国、フィリピン子どもの音楽を参加者に楽しんでいただきました。子どもの飛び入り参加もあり、いい雰囲気づくりができたものと思っています。
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第2回 多文化共生地域会議〜多文化共生全国見本市〜参加報告 |
日時:2009年9月11日〜12日
場所:全国市町村国際文化研修所(滋賀県大津市)
主催:多文化共生マネージャー全国協議会
全国から外国人住民との多文化共生に取り組む市町村やNPO、NGOの活動事例をブース形式で発表する「全国見本市」という名の会議に、発表団体として事務局長(田中)が参加しました。
ワールドシップの発表テーマは、現在取組んでいる「いきいき外国籍市民 多文化共生まちづくりの主体形成事業」(わかりやすく言換えると「外国籍市民が主体となるまちづくり」・トヨタ財団助成事業)についてでした。全国各地から17団体が参加し、「地域づくり」「多言語相談事業」「子どもの教育」などのテーマで、展示、印刷物、パワーポイント、ビデオ上演などを含めたプレゼンテーションをブース中心に行い、翌日はその報告を受けたパネルディスカッションが行われました。
私たちの活動を、わかりやすく生き生きと伝えていく為のノウハウについても、非常に参考になり、地方の活動団体として常に全国の場で発信し、また各地の活動についての情報交換をする事や、自分たちには見えない事についてアドバイスをもらう事の大切さを改めて感じた「多文化共生全国見本市」でした。
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徳島「地球人カレッジ」に参加 |
徳島県吉野川市に事務局をおく(特活)TICOは、アフリカのザンビアを中心に医療・農村開発などの国際協力活動を行っています。
URL : http://www.tico.or.jp
このTICOが毎月行っている「地球人カレッジ」に、ワールドシップ事務局長の田中眞佐子が講師としてお招きいただきました。
テーマ |
地方からつなごう! 多文化共生社会
〜相談の現場から〜 |
講演者 |
田中 眞佐子(NGOワールドシップ事務局長) |
日時 |
10月24日(土)19:00〜21:00ごろ |
場所 |
さくら診療所デイケア室(徳島県吉野川市山川町前川) |
参加費 |
無料 |
予約 |
不要 |
内容 |
外国人移住者がどのような課題をかかえているか、皆さんご存知ですか??
日本社会で暮らしている移住者は現在221万人を超え、日本は既に「多民族・多文化」社会となっています。そして、国内では少子高齢化社会の現実に直面し移住者の「受入れ」政策が議論されています。けれども、私たちはこの社会で、地域の隣人である移住者が、人としてどのように暮らし、どのような課題を抱えているかをあまりにも知らないのではないでしょうか。
田中さんは移住労働者が抱える問題を解決する支援活動を行う相談員としてだけでなく、移住者が「まちづくり」の主体メンバーとなれるようなネットワーク作りにも取り組んでおられます。多文化社会に生きる今、移住者が直面している問題について、共に考え、学びましょう。 |
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『チョコラ!』上映&講演会 |
ケニアのストリートで生きる子どもたちを描いた映画『チョコラ!』のチャリティ上映会と、現場ケニアでNGOスタッフとして活動する松下照美さんの講演会を、下記の通り開催しました。
- 日時:2009年6月14日(日)午後2時〜
(開場:午後1時30分)
- 場所:福山市西部市民センター
福山市松永町3-1-20
電話 084-934-5443
- チャリティ特別鑑賞券:\1,000発売中
高校生以下:無料(無料鑑賞券が必要です)
- 主催・問合せ:ケニア・ハランベグループ
電話 0847-51-4837
くわしくは右の画像をクリックしてください(拡大します)。
※映画『チョコラ!』公式サイト
http://www.chokora.jp/
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緊急アピール |
失業した移住労働者に緊急支援を!
緊急アピール |
100年に一度と言われる世界同時不況により、ブラジル人、ペルー人、フィリピン人など移住労働者たちの製造業への派遣雇用契約の解除が、昨年の秋ごろからこの広島県内でも始まっている。特に年末に契約解除された人たちが多く、年明けの今、移住労働者状況は深刻であり、待ったなしの状況である。彼は「永住者」「日本人の配偶者等」「定住者」の在留資格を持ち、日本社会に生活基盤を築いている人々である。
しかし、日本語習得の支援施策がないまま、日本語の理解が充分ではなく、雇用保険や健康保険への加入もなく解雇された非正規の移住人労働者が多く、再就職は非常に難しい状況である。かろうじて解雇を免れている人たちも、就労先の営業時間が短縮された為、自給計算で就労している移住労働者は悲鳴をあげ、いつ契約解除を言い渡されるかわからない状況での就労で、大きな不安を抱えている。
しわ寄せを受けているのは、弱い立場の人たちである。
高校進学をあきらめざるを得ない子どもたちもいる。保育料を節約し妹や弟の面倒を見るため、通学を諦めた子どもたちもいる。親の経済的な不安から、急遽帰国することを決めたという日本語しか話せない外国籍児童の存在がある。
また外国籍のシングルマザーたちは、生活保護基準以下の厳しい生活を余儀なくされている。真っ先に契約解除の対象となった日本語の不自由な外国籍高齢者は、既に本国には頼る家族もなく、帰国する選択肢は残されておらず、無年金で、雇用保険の加入もなく、会社からの斡旋により民間アパートを借りているため、契約解除となれば、アパート退出を余儀なくされ、そのまま路頭に迷いかねない状況である。
移住労働者は、製造現場における雇用の調節弁として、何の保障もない非正規労働者として使われ、ひとたび不況となれば、真っ先に切り捨てられている。
そして、この移住労働者やその家族にさらに追い討ちをかけるのが、言葉の壁による情報からの遮断である。政府や自治体が打ち出した支援策が情報として伝わっていないのが現状である。この過酷な現状がなかなか私たちの社会に伝わらず、逆に緊急支援策は困窮している移住労働者には伝わっていない。
移住労働者は、私たちの仲間である。地域に暮らす仲間である。
一刻も早くこの状況を把握すること、そして一刻も早い支援策が必要であり、多言語による情報を、移住労働者に届くルートで伝える事が必要であることを強く要望し、緊急アピールとする。
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2009年1月15日 ワールドシップ |
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映画と講演 「多文化共生のまちづくり」 |
(この行事は終了しました)
- 日時:1月31日(土) 13:00開場 13:30開会
- 場所:福山市西部市民センター 5階 多目的室
(松永支所のある建物です)
*駐車場あり
- 内容:
13:30〜 栗原奈名子監督挨拶
13:50〜 「ブラジルから来たおじいちゃん」上映
14:50〜 講演「多文化共生のまちづくり」
田中真佐子(福山市在住外国人生活アドバイザー)
- 入場無料、先着100名
- 問合せ:福山市西部ブロック社会教育センター
084-934-5443
この映画には、ブラジルに移住した92歳の男性と、この上映会を開催する福山市の西部地区在住のブラジル籍住民家族が登場します。
在日ブラジル人が集住している地域の中で、多文化共生を考える集いにできたら、という趣旨で開催されました。
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「全国シェルターシンポジウム2008inおかやま」報告 |
ワールドシップは、2008年11月22・23日と岡山県倉敷市において開催された「全国シェルターシンポジウムinおかやま」において、「多文化共生社会とDV」という分科会を担当しました。
全国からの参加者と、移住女性のDV被害者の現状や支援のネットワーク作りを課題として討論を行いました。
*中四国9県への質問書の回答・報告もあります!
○質問書への回答(エクセルファイル)
○回答分析(ワードファイル)
●まず「知る」ために
私たちは、地域社会で暮らす「移住女性」のことを、私たちはどれくらい知っているでしょうか?
06年に実施された厚生労働省の調査により、17組に1組が両者の国籍が異なる「国際結婚」であり、出生児の30人に1人が両親のうちどちらかが(またはどちらも)外国籍であるという結果が報告されました。この調査結果にも見られるように、すでに日本国籍か外国籍かで対比できる社会ではなく、さまざまな国籍、文化、言語を持つ人々が共に暮らす多文化・多民族社会となっています。
この状況は地方であっても例外ではありません。しかしながら、地方であるがゆえに、言葉や情報からの遮断により、DV被害にあいながら声をあげられずに孤立している移住女性(外国籍女性や外国にルーツを持つ日本国籍女性)の存在が多いことについては、まだまだ認識されていない現実にぶつかります。
この分科会では、大津恵子さん(「女性の家HELP」・移住労働者と連帯する全国ネットワーク共同代表)の全国的な取組みの現状や国政における外国籍女性に対する省庁交渉の取組みについての基調講演をしていただきました。また、特に中国・四国など地方における移住女性の状況を把握し、今後のネットワーク構築につなげていくための情報提供や意見交換を行いました。
<中四国地方の活動団体からの報告>
● 中四国地方における外国籍女性からの相談についての報告
田中真佐子(ワールドシップ)
17年間、外国籍住民からの相談を受けて対応するという仕事と民間団体での活動を行ってきました。ここ数年、福山市内からだけでなく、中国・四国地方における外国籍女性のDV被害者からの相談が急増しています。この現状やネットワーク作りの活動について報告しました。
●岡山県倉敷市における外国籍女性の暮らしについての報告
古城デイジーさん(倉敷フィリピーノサークル 代表)
地域の一員として暮らしているフィリピン女性を取り巻く現状や倉敷フィリピノサークルを立上げるまでの過程や取組んでいる活動や課題について実例を交えながら報告していただきました。
●岡山市との協働 「女性のための電話帳」作成の取組みの報告」
入野美恵さん
(さんかく岡山・岡山で暮らす外国人女性問題研究グループ・代表)
平成18年度、大津恵子さん、平成19年度田中真佐子さんをお迎えして、お話を聞くことからこの会の活動は始まりました。岡山にも問題を抱える外国人女性が多くいることを知り、何かしなければとの思いを持ちました。そこで、岡山市内に相談窓口がないのかと探ってみたところ、岡山市においても多言語で対応している窓口のあることがわかったのです。では、なぜ、福山の窓口まで出かけているのか、それぞれの窓口が別個にチラシ等を作成している状況では当時者に情報が提供できていないのではないか、それならば一括した情報提供をしてはどうかとの思いで、昨年度「女性のための電話帳」を作成しました。電話帳の版について、女性がハンドバックにしまっておくことができるように、それを持っていることで不利にならないようにとの配慮をし、また、言語別にしたことは、母国語で表記している方がわかり易いのではという当事者の提案を採用しました。この電話帳を作る過程で、当事者の意見を皆で共有することができたことは成果の一つとなっています。各関係部署に置いてもらっていますが、外国人の方だけでなく、日本人にもこのような問題があることを知ってもらえる機会となっているのではないか・・という報告をいただきました。
● 自治体施策についてのアンケート結果の報告
鬼木のぞみ(岡山市議・倉敷フィリピーノサークル・アドバイザー)
中四国9県に外国籍女性のDV被害者支援施策について、現状把握のために事前アンケートを行いました。
中四国の県の中には、多言語パンフを作成したり、通訳研修なども実施している県もいくつか見られるようにはなっていますが、多言語での情報提供がまだまだ不足しているというのが実態です。
「相談実績がない」のではなく、情報提供が少ないために、地域で孤立化し、問
題が潜在化しているのではないかと考えられる実情もあります。
このような自治体アンケートの回答集約、分析の報告を行いました。
*中四国9県への質問書の回答・報告
○質問書への回答(エクセルファイル)
○回答分析(ワードファイル)
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