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from 2005/1/15
Tesou

手相の見方



人間関係に関する相

手相で言うところの対人運とは、「円滑な人間関係の構築につながる資質」を示しています。 すなわち、影響線・太陽線・運命線・財運線などから、「円滑な人間関係の構築につながる資質」といった社会においてポジティブな評価につながる資質の有無を読み取り、 将来的に、自力で人生を切り開き、周囲から援助・応援・引き立て・人気などを得られる要素や可能性があるかどうかを推定するということになります。 因果応報の法則により、自分自身の持つ思考傾向や行動傾向が、そのような人生を引き寄せると考えるのがポイントです。

生命線

生命線は「バイタリティ」の指標です。 生命線が大きく張り出している人は、生命力旺盛で気力や体力に恵まれていることを示しています。 生命線が良相であれば、途中紆余曲折はありますが、恵まれた体力を活かして、様々な事柄にチャレンジすることができるということになります。

生命線から見る人生傾向の見方
 ・ 生命線の張り出しが大きい‥‥バイタリティがある ⇒ 様々な事柄にチャレンジできる。
 ・ 生命線の張り出しが小さい‥‥バイタリティがない ⇒ 活気や覇気がない。

影響線

影響線は「意志の強さ」の指標です。 影響線を持つ人は、意志が強く、何事にも前向きに取り組む人であることを示しています。 影響線が良相であれば、途中紆余曲折はありますが、こうした行動が評価され、結果的に援助・応援・引き立て・人気などに結びつき易いということになります。

影響線から見る人生傾向の見方
 ・ 影響線が太くて長い‥‥意志が強い ⇒ 周囲からの引き立てが得られ易い。
 ・ 影響線がない‥‥意志が弱い ⇒ 周囲からの引き立てが得られ難い。

太陽線

太陽線は「状況判断能力」の指標です。 太陽線を持つ人は、優れた頭脳を持つ人であることを示しています。 太陽線が良相であれば、途中紆余曲折はありますが、自らが持つ人間性が評価され、結果的に成功に結びつき易いということになります。

太陽線から見る人生傾向の見方
 ・ 太陽線が太くて長い‥‥状況判断能力に優れる ⇒ 周囲から評価され易い。
 ・ 太陽線がない‥‥状況判断能力に劣る ⇒ 周囲から評価され難い。

運命線

運命線は「やる気」の指標です。 運命線を持つ人は、自立心や行動力に富み、 人生に立ちはだかる様々な試練を克服しようとする気概を持つ人であることを示しています。 運命線が良相であれば、途中紆余曲折はありますが、自力で人生を切り開き、結果的に成功を手にする確率が高くなるということになります。

運命線から見る人生傾向の見方
 ・ 運命線が太くて長い‥‥自立心旺盛 ⇒ 積極的な人間関係の構築。
 ・ 運命線がない‥‥何事も消極的 ⇒ 人任せの傾向。

財運線

財運線は「計算高い人」の指標です。 財運線を持つ人は、身の周りのあらゆる事柄に対し計画性や効率性を重んじ、策をめぐらせるタイプとなります。 社会を上手く渡って行くためには、距離感を計算することも重要です。 感情に左右され好き嫌いだけでは上手く行きません。

財運線から見る人生傾向の見方
 ・ 財運線が太くて長い‥‥計算高い ⇒ 世渡り上手。
 ・ 財運線がない‥‥感情に左右される ⇒ 世渡り下手。

障害線や紋について

障害線の他、支線や枝線、スター*、フィッシュ、井桁紋#、四角紋□、三角紋△、丸紋、十字紋×などは「多様性」の指標です。 各々形は違いますが意味は同じです。思考回路における雑音成分の多さを暗示します。適度な雑音成分は、多様性につながり、それらが有効に働くことも多いわけですが、 逆に多過ぎると、処理しなくてはならない情報量が増え、大脳の働きを低下させる要因になります。極端はいけません。何事もバランスが肝心です。

障害線や紋から見る性格傾向の見方
 ・ 障害線や紋が多い‥‥雑音成分が多い ⇒ 依存心が強く、優柔不断。
 ・ 障害線や紋が少ない‥‥雑音成分が少ない ⇒ 強引で、融通が利かない。

頭脳線・感情線

・ 頭脳線と感情線の間隔は、心の広さと比例し、この間隔が広いほど包容力が豊かな傾向です。
 間隔が狭い人は、嫉妬深かかったり、我慢が足りない人で激情型の傾向です。
・ 感情線はある程度乱れを持つものを良とし、まったく乱れの無い人は人間味に乏しくなります。
・ 頭脳線や感情線が途中で切れていると、ヒステリーが原因で人間関係に難が出易くなります。

手相から見る人生傾向の見方
 「生命線の張り出しが大きい」 ⇒ 「バイタリティがある」
 「影響線が太くて長い」 ⇒ 「意志が強い」 ⇒ 「周囲からの援助・応援・引き立て・人気」
 「太陽線が太くて長い」 ⇒ 「状況判断能力に優れる」 ⇒ 「周囲から評価され易い」
 「運命線が太くて長い」 ⇒ 「やる気」 ⇒ 「積極的な人間関係の構築」
 「財運線が太くて長い」 ⇒ 「計算高い」 ⇒ 「世渡り上手」
 「財運線がない」 ⇒ 「感情に左右される」 ⇒ 「世渡り下手」
 「障害線が多い」 ⇒ 「依存心」「優柔不断」 ⇒ 「チャンスを逃し易い」
 「障害線が少ない」 ⇒ 「強引」「融通が利かない」 ⇒ 「人間関係で難が出易い」

これらの相は「円滑な人間関係の構築につながる要素や可能性」、すなわち、「意志が強い」「状況判断能力」「やる気」「計算高い」など、 社会においてポジティブな評価につながる資質を持つ人であることを示しています。 つまり、こうした資質を持つ人が、社会と係われば、そこに円滑な人間関係が構築され、結果的に援助・応援・引き立て・人気などに結びつき易いということになります。 すべては、これまでの人生の積み重ねです。成功や失敗とは、ある日突然、空から降ってくるものではないということを理解してください。

しかしながら、こうした指標をもって、現実に人間関係に恵まれるとか恵まれないとか、援助・応援・引き立て・人気など、具体的な事柄がわかるわけではありません。 人間関係に恵まれるためには、多くの時間、信用・信頼を得るための努力、そして運も必要です。そうなる原因は様々、人それぞれです。 もし、手のひらにこうした資質のサインがあったとしても、必ず人間関係に恵まれることが決まっているわけではありません。 手相とは要素や可能性です。手相の示す意味をよく理解して、迷信に惑わされないようにして頂きたいと思います。

人情とは、人間性のやり取り( Give and Take )の結果として生じるものです。ともすれば、結果や利益だけを要求しがちですが、その前にするべきことがあるのです。 まずは、相手にとって利益となる事柄(金銭、誠意、挨拶‥)を与えることがスタートです。こちらから与えなければ、何も返ってはきません。すべては因果応報です。 人情というものは、乙なものであり、なんとも、お節介なものであります。人間方程式の極意を会得すれば、人間関係とは、それほど難しい課題ではないのです。 無理は通りません。物の道理をよく考えましょう。

心理学では、「自分は他人より優れているという思い込み」(優越の錯覚)があることが知られています。 確たる根拠は何もありませんが、自分は神さまに選ばれた救世主のような特別な存在であると思っています。 両親や友達のように、努力したり、失敗したり、悩んだり、後悔する必要もありません。 自らは何も行動せず、唯々じっと待っているだけで、誰もが羨むような上流階級(=周囲より上のランクの生活)の人生を送ることが運命で約束されていると信じて疑いません。 「私はあの人達とは違う!」「私は特別!」わりと真剣にそう思っています。

公平で客観的に自分の位置するランクを見積もるためには、優越の錯覚を差し引いて考える必要があります。 つまり、現実の人生とは、理想から遠く離れた、今ままで嘲笑の対象としていたランクの人生となります。 外から見ればつり合いの取れた分相応のランクの人生ですが、自身の心情的には下流階級です。 いかに、周囲を蔑もうとも、分相応以上のランクの人生を歩むことは叶わないのが現実です。 人の思考の特徴として、自分の身分や能力などの程度を過大評価してしまう傾向を持つがゆえ、多くの人が理想と現実のギャップに悩んでいるわけです。

そもそも幸せいっぱいで暮らしている人はごく僅かです。多くの人は、何かしらの心配事を抱えながら生活をしています。 人間は自分に都合よく考えてしまう生き物です。人生が上手く行かない原因を自分以外に求めようとします。 「手のひらのシワの形が運命を決める」とすれば、人生の責任をそこに擦り付けたいと考えてしまうのは人情というものです。 人生に恵まれないのは、自分自身の行いが悪い所為ではなく、誰か何かの所為であって欲しいのです。 意外とありがちな話ですが、占いを信じ過ぎるがゆえの思い込みとは非常にこわいものです。

時に、人は無力です。人との巡り合わせ、事件、事故、自然災害、寿命、病気など、その時は、ある日突然、断りも無しにやってきます。 いかに努力しようとも叶わない事柄もあります。運命を受け入れなければならない時もあります。 あきらめも肝心です。こだわりを捨てれば、また、新たな道も見えてくるというものです。 良くも悪くも事態が極まった時、突然、風向きのベクトルが変わります。上から下、下から上、すなわち、変曲点です。 その時が発想の転換ができるチャンスとなります。無理は通りません。物事の道理をよく考えてください。

当たり前ですが、何もしなければ、何も起きません。何もしないで、ただ待っているだけで、思い通りになることはありません。 これすなわち、慣性の法則です。幸せは天から与えられるものではありません。自分自身の努力によって勝ち取るものです。 ある簡単な方法で開運することができ、人生ウハウハになれるなら誰も苦労しません。 困った時には、誰か何かに助けてもらいたいと思うのは人情ですが、超自然的存在に助けを求めたところで、現実がどうなるものでもありません。 運命を変えて行くのは自分自身だということを、まず肝に銘じて欲しいと思います。

人生とは、あなたの行いが周囲の人間関係に反映され、あるいは社会活動に反映され、その結果として、つくり上げられて行くものです。 今の人生をつくり上げたのは、あなた自身です。恵まれた人生を歩んでいる人は、陰日向で、そうなるように現実的な努力を続けてきたわけです。 逆に、恵まれない人生を歩んでいる人は、努力を怠ってきたわけです。そうなるべくしてなったのです。人や社会を恨んでいても道は開けません。 手ひらのシワやホクロに責任を押し付ける前に、まずは自分自身の行動を振り返ってみてください。努力する方向を間違えないでください。

手相の見方 -応用編-

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