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from 2005/1/15
Column

開運の方法



開運への近道

「正常性バイアス」とは、正常であることが当たり前と思い込んでしまう心理状態のことです。 平穏な生活が長く続くと、そこから異常事態を想像することができなくなってしまいます。 これまで平穏であったのだから、この先もずっと平穏な生活が続いて行くに違いないと思い込んでしまうのです。 非常事態はもう目前に迫っているのに、最悪の事態など起こるはずがないと思い込んでいます。 テレビのニュースなど、自分には関係のない、どこか別の世界の話しだと考えています。大小はありますが、多くの方が持っている感覚ではないでしょうか。

医者から病気を宣告された時、まず初めに「まさか、自分が‥自分だけは病気にかからない自信があったのに‥‥」と思うそうです。 どんなに暴飲暴食や不摂生な生活を続けていても、自分だけは特別で、絶対に病気にかからないスーパーマンだと思っています。 健康な人にとって、病気とは、自分には関係のない、どこか別の世界の話しなのです。 病気になったのは利己的な行動のツケだとは考えず、たまたま偶然、その時の運勢が悪いからだと思ってしまうのです。 ひとたび何かが起これば、誰か何かの所為だと思ってしまうのです。

何か悪い事が起こった時、「運が悪かった」「ツキに見放された」と便利な言葉で片付けてしまったら、そこから何も得ることはできません。 運勢が悪い、手相が悪い、生年月日が悪い、名前の画数が悪い、方角が悪い、悪霊が憑いている、社会が悪い、他人が悪い‥‥ どこに居るのかわからない犯人に罪をなすり付けたとしても病気が良くなるはずもありません。 運や不運で、たまたま病気にはなりません。病気にかかるには、それ相応の原因があります。 病気を治すためには、生活習慣を改善し、病院で治療してもらうより他に手はないのです。

因果応報という言葉が示す通り、何事にも原因があって結果があります。ある方向性を持った行動を取れば、それに従った結果が出ます。 今が良いのも悪いのも、日々の行いの結果であり、たまたま偶然が重なった結果です。 あなたの人生に何か得たいの知れない力が働いているわけではありません。現状を変えるためには、原因を見つけ出し、有効な対策を立てなくてはなりません。 自分以外の誰か何かに責任を押し付けたところでどうなるものでもありません。 今やるべきことは、現実的な方策を考えることです。努力する方向を間違わないようにしてください。

・病気になった ⇔ 今までの生活習慣が悪かったのかもしれない
    ⇒ 生活習慣を改める
・事業が上手く行かない ⇔ 社会のニーズに合っていないことが原因なのかもしれない
    ⇒ 旧来の方法を見直し、社会のニーズを洗いなおす
・結婚できない ⇔ 相手に結婚しようと決断させるだけの魅力が自分に無いのかもしれない
    ⇒ 魅力のある人間になるよう自己啓発に励む

自分だけは一切の災厄から逃れたいと考えるのが人情ですが、そんなに都合よくは行きません。人生というものは非情です。 たとえ、占いの結果がどうであろうと、手のひらのシワの形がどうであろうと、誕生日がどうであろうと、名前の画数がどうであろうと、運命は誰にでも平等に襲ってきます。 人との巡り合わせ、事件、事故、自然災害、寿命、病気など、ある日突然、理由もなしに、断りもなしに、その時は襲ってきます。 万が一、不測の事態に見舞われた時、それらが軽く済むように、常日頃から前もって準備するように心がけておきましょう。

「備えあれば、憂いなし」の言葉が示す通り、リスクに備え、あらかじめ準備を整えておけば、もしもの時の災厄にも対処し易くなります。 例えば、もし健康に不安があるのなら(占いに出ているなら)、日頃から健康管理に気を付け、定期的に検査を受けるなど、 そうなる要因を取り除く努力をしておけば、仮に病気になったとしてもダメージは少なくて済むでしょう。社会環境は変化し続けています。 今が良いから、この先も大丈夫とはなりません。どんな環境にあろうとも、人生のすべてにおいて「備えあれば、憂いなし」を心がけておくべきなのです。

常日頃から、このようなことを心がけていれば、たとえ非常事態が起こったとしても、割合平穏な人生を歩む事ができます。 大崩はしません。これを自然とやってのける人は、「ついている人」「運の良い人」に見えます。 ですが、本人からすれば運がどうこうではなく、正しい方向に努力しているに過ぎません。 すなわち、これが 開運への近道 の極意なのです。そうなるようになるべくしてなったわけです。 常に現状を分析し、リスクに備え、次の一手を考えることが重要です。開運とは、神に願えば叶うものではありません。方法を間違えないでください。

この社会には普遍の真理(=人間方程式)が存在します。核心は社会学や人間行動学です。 どうすれば健康で生活できるのか。どうすればお金持ちになれるのか。どうすれば良縁に恵まれるのか。どうすれば人間関係に恵まれるのか。 運の良い人は、どんな考え方や行動をするのか。ある方向性を持った行動を取れば、それに従った結果が出ます。 こうした法則を学んでいけば、そこに開運への近道が見えてくるはずです。 まずは、身近に居る、ついている人の考え方や行動パターンをマネすることから始めてみましょう。そこに開運へのヒントが隠されているかもしれません。

みなさんが一番知りたいのは「お手軽に開運する方法はあるのか?」ということだと思いますが、筆者の知る限り、そんな便利で都合の良いおまじないは聞いた事がありません。 「開運術」をキーワードにネット検索してみると、トイレ掃除、お墓参り、印鑑、風水、財布など様々なアイテムが見つかりますが、実際の効果の程はハッキリしません。 所詮、神さま仏さま、超自然的存在などというものは空想上の存在に過ぎません。 たとえ、どんなに心を込めて祈ろうとも、その想いが届くわけではありません。世間に氾濫する「開運商法」に騙されないようにしてください。

どんな人にも「長所」と「短所」があります。
状況が変われば、短所は長所に切り替わります。
物事は考え方一つで、「薔薇色」にも「悪夢」にもなります。
行き詰まった時こそ、発想の転換ができるチャンスです。
失敗した時こそ、新しい物の見方ができるチャンスです。

当たり前ですが、何もしなければ、何も起きません。何もしないで、ただ待っているだけで、思い通りになることはありません。 これすなわち、慣性の法則です。幸せは天から与えられるものではありません。自分自身の努力によって勝ち取るものです。 ある簡単な方法で開運することができ、人生ウハウハになれるなら誰も苦労しません。 困った時には、誰か何かに助けてもらいたいと思うのは人情ですが、超自然的存在に助けを求めたところで、現実がどうなるものでもありません。 運命を変えて行くのは自分自身だということを、まず肝に銘じて欲しいと思います。

人生とは、あなたの行いが周囲の人間関係に反映され、あるいは社会活動に反映され、その結果として、つくり上げられて行くものです。 今の人生をつくり上げたのは、あなた自身です。恵まれた人生を歩んでいる人は、陰日向で、そうなるように現実的な努力を続けてきたわけです。 逆に、恵まれない人生を歩んでいる人は、努力を怠ってきたわけです。そうなるべくしてなったのです。人や社会を恨んでいても道は開けません。 所在も知れない何かに責任を押し付けるのではなく、まずは自分自身の行動を振り返ってみてください。努力する方向を間違えないでください。

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